コラム:7. 金融のプロが言う、「投資をするより負債の見直しを!!」

投資をする位なら、先に負債を見直した方が確実に結果を得られる事が多いと思います。
 
ここで言う負債とは毎月固定で発生する費用(住宅ローン、保険料や通信費等)を言います。
その理由は、投資で利益を得たければ、基本的にリスク(不確実性)を取る必要がありますが、
負債の見直しはほぼ確実に費用を削減できるからです。
そして、その費用は毎月固定で年間にすると、投資で儲ける以上の利益になる場合があります。
 
例えば、携帯電話を4人家族で月に一人7,000円から4,000円に削減した場合、
年間のメリット:3,000円×4人×12月=14,4000円となります。
これを株式投資で5%の利益を出す場合、300万近い投資額が必要になります。
これは格安スマホ等を利用するのではなく、MNPでキャリアを2年単位で移動するだけでほぼ達成可能です。
更に株式等の投資では、5%を安定して毎年稼ぐと言うのは、実はかなり難しく損をする年も出てくると思います。
 
まずは負債を見直す方が安定したメリットを得る事になります。
 
特に保険は見直せば、より良い条件でより安くできる可能性もあります。
保険は同じ商品でも、加入時期により補償内容が変わりますので数年に一度は確認した方が良いと思います。
 
個人的にお勧めなのは、税額控除ができる商品(個人確定拠出年金や個人年金保険)です。
株式投資に比べてやるだけで税金が減るため、大きなプラスになります。
年収にもよりますが、年1万円の個人年金保険は税金控除だけで10%利益近いが出すのとほぼ同じメリットがあります。
※個人年金保険は税額控除するには一定の条件(個人年金保険料税制適格特約がある事)があります。
また、金利が低い現状では、予定利率が確定型でなく変動型(JA共済のライフロード等)をお勧めします。
 
まずは、
1.無駄な保険や通信費を払っていないか
2.税額控除などの確実に利益になる制度があるか
この2つを十分確認した上で、余裕資金で投資を始めて下さい。
個人的には最低半年分の生活費は現金化が容易なもので確保する事をお勧めします。